【連載特集 ニュースから選ぶトピック】No.2 マーケティングオートメーション

今回のキーワードは“マーケティングオートメーション”である。昨年は、マーケティングオートメーションをテーマにシステムやプラットフォーム、アプリ、新機能、他ツールとの統合などについてのプレスリリースやニュースが、日本語でも英語でも数多く発信されている。MarQでも、単独記事として、また【KEY】として複数回掲載している。

特集

consilium

2015.12.10掲載【カナダ】急成長するマーケティングオートメーションには、2016年以降の記事に示されるオートメーションプラットフォームの課題が入っている。同記事は、価格が安い自動化プラットフォームを提供するカナダのWishpond社についてである。同社プラットフォームの使用には専門的知識が不要であり、中小企業も導入可能な価格で、実際に見込み客を見つけることにも成功し、顧客数も伸びている。しかしシェアは低く、API公開やCRM統合を通してプラットフォームの強化を考えている。
プラットフォームやシステム、サービスの課題として、1.導入ターゲット企業や業界、2.価格の優位性、3.使いやすさ、4.CRM統合など技術的優位性、5.導入成果の可視化を考えることができる。

 

について2016.2.18【アメリカ】マーケティングオートメーションで産業メーカーを支援する新戦略は具体的な方向性を示す。アメリカの中規模の工業品製造業者を対象とするコンサルティング企業Consilium Global Business Advisors社は、電子書籍“Turning a Marketing Automation Resource info a Revenue Growth Driver: Harvesting the latent power of existing technology to drive top line growth for industrial manufacturers.”において、BtoBマーケティングの分野で語られることの多いマーケティングオートメーションが製造業にも適用され、アプローチを変えることで工業分野でもマーケティングオートメーションが活きると説明する。

 

また、市場分析からによるの動きが活発になることを市場分析から予測する記事が、2016.12.28【アメリカ】マーケティングオートメーションソフトウェア市場分析・予測である。アメリカのWise Guy Reportsは分析レポートを刊行し、オートメーションソフトウェア市場では、低価格競争が進み、中小企業のソフトウェア導入が可能になったことが市場を動かしているという。

 

の使いやすさに言及しているのが、2016.7.20【日本】マーケティングオートメーションの導入支援である。日本のネットイヤーグループ株式会社は、株式会社セールスフォース・ドットコムと連携し、B2B向けマーケティングオートメーションプラットフォーム“Salesforce Pardot”の提供を開始。マーケティングオートメーションシステムを効果的に活用するために、業務プロセスおよび体制の最適化、マーケティング戦略立案を始めとした、ツールの導入および運営を支援する。多くの企業においてシステムを使いこなせていないのが実情であることを指摘している。

 

の技術的優位性については、各社が具体的な説明を提示し、どのような成果があるか、それはどのように事例や数字として見せることができるかというにつながっていく。
その一つが、Webサイトを訪れる企業の中から潜在顧客を見出し働きかけることである。
2016.6.9【日本】潜在顧客情報を収集するマーケティングオートメーションでは、日本オラクル株式会社が同社“Oracle Eloqua”にWebサイトのアクセス分析をして判別した企業情報を取り込むことが可能になったことを説明。“Oracle Eloqua”は、サイバーエリアリサーチ株式会社の、IPアドレスを企業情報に変換するサービス“どこどこJP”と連携して、どの企業がWebサイトに来たかという情報を得て、導入検討・情報収集段階の見込み客を早期に特定することができるとする。
2016.9.2【アメリカ】マーケティングオートメーションと潜在顧客の関係は、アメリカのStreamSend社による潜在顧客へのアプローチである。顧客自身や、顧客のウェブサイトをモニタリングして潜在顧客を特定、ポップアップ広告を表示させるというワークフローが設定できることを、実例で示している。
また、2017.1.27【日本】マーケティング成果をリアルタイムに把握では、マーケティングデータは見えるのにその成果が見えないといった、企業が持つマーケティング費用対効果の問題を解決しようとする。株式会社シャノンのマーケティングオートメーションツール“SHANON MARKETING PLATFORM”は、マーケティングKPIの管理・活用ができるゴール機能を搭載し、予実管理や着地予測をリアルタイムに行うことが可能になった。

 

マーケティングオートメーションにおいて、電子メールのオート―メーション(自動化)はすべてに関係すると言えるであろう。顧客にいつ、どのようなメールを送るか、見込み客獲得にはどのようなメールアプローチが必要か、2016.10.20【KEY】アメリカ 電子メール自動化を進めるでは、アメリカ2社の製品、Emma社の最新の電子メール自動化ツールである“Emma Plus”、Mothernode社の新たな電子メールマーケティング自動化サービスを取りあげている。