【KEY】イギリス・日本 AIは成長する

AI市場の成長要因、主要企業など【イギリス】製造業におけるAI市場の成長予測レポート(ReportBuyer 社)、AIを売買審査業務に適用する実証実験【日本】不正取引調査にAIを導入(株式会社SBI証券)、Webサイトの異常を発見し報告する【日本】人工知能がWebサイトの改悪を検知(株式会社WACUL)、3記事を掲載。

AI

【イギリス】製造業におけるAI市場の成長予測レポート

◆イギリスのReportBuyer 社は、MarketsandMarkets社の製造業におけるAI市場調査レポート “Artificial Intelligence in Manufacturing Market by Offering, Technology, Application, Industry, and Geography – Global Forecast to 2023”の発売を開始。同レポートは、ビッグデータ技術の活用と工業用IoTがAI市場を成長させるとする。◆

ReportBuyer 社が販売する同レポートは、市場のCAGRは予測期間において54.42%、2016年の2億7,250万米ドルから2023年には48億8,290万米ドルに成長すると予測する。成長要因は、製造業におけるビッグデータ技術の活用の拡大、工業用IoT、ロボティクス利用の広がり、コンピュータビジョン美術、業界を越えてのパートナーシップやコラボレーション、ベンチャーキャピタル投資の増大などである。

ハードウェアは、GPU、DSP、FPGA、マイクロプロセッサー、TPUなどを含み、この分野が市場において最も高い成長率を見せると考えられている。処理能力ではGPUはFPGAよりも速く、出力効率では、FPGA がGPUはよりも優れている。機械検査、フィールドサービス、品質管理などにおける利用の拡大によって、コンピュータビジョンカメラの技術は、AI技術の中でシェアが高い。データを予測分析の構築が開始されてから、この技術に対するニーズはますます高くなっている。

RB5048444

地域としては、産業用ロボットの最大市場であるAPACにおいて成長が著しく、中でも中国、日本、韓国であるという。主要な企業には、Intel、IBM、General Electric Company、Oracle Corporationなどアメリカ企業が多く、ドイツのSiemens AG、SAP SE、日本の三菱電機、株式会社Preferred Networks、中国のUbtech Robotics Corp.など。MarketsandMarkets社は、アメリカのB2Bリサーチ企業で、現在、世界に5000社の有力企業顧客を持つ。

【レポートサイト】Artificial Intelligence in Manufacturing Market by Offering, Technology, Application, Industry, and Geography – Global Forecast to 2023

 

【日本】不正取引調査にAIを導入

日本の株式会社SBI証券は、FinTech技術活用の一環として、AIを売買審査業務に適用する実証実験を、開始したことを発表した。本実験は、売買審査業務における、さらなる不公正取引の検知を目的に、日本電気株式会社と共同で実施されているものだ。

株式会社SBI証券によって実施されている本実験では、日本電気株式会社のディープラーニング技術を搭載した、“NEC Advanced Analytics – RAPID機械学習”が導入されている。これにより、大量の初期調査データをAIが判断し、審査担当者は、より高度な分析に注力することができるようになるという。

また、これまでは、審査担当者が、あらかじめ設定された基準によって、不公正取引の可能性を判断していた。そこで今回、AIに過去の不公正取引を学習させることによって、これまで発見が難しかった、新たな不公正取引の傾向をつかめるようになることが、期待されている。

SBI

近年、不公正取引は複雑化しており、売買審査業務には、正確かつ迅速な判断が求められている。SBI証券は、今後も様々な分野においてAI技術を活用し、利用者が安心して取引できる環境の提供を、推進していくとしている。

【企業サイト】株式会社SBI証券
【企業サイト】日本電気株式会社 最先端AI技術群 ~NEC the WISE~

 
 
 
 

【日本】人工知能がWebサイトの改悪を検知

日本の株式会社WACULは、Webサイト分析の人工知能“AIアナリスト”において、Webサイトの異常を発見し、原因と併せて報告する新機能“異常検知分析”を追加した。これにより、購入数の減少や、Web広告からの訪問者の増加のような、Webサイトの変化を、見逃すことなく把握することが可能になった。

“AIアナリスト”は、Webサイトにおける、大量のデータ分析や、課題発見、改善方針提案までを、全て自動で行うサービスだ。本サービスを利用することで、Web専任の担当者をおく予算がない、あるいは、Webサイトのデータをどう活用していいかわからないといった、企業の悩みを解決することができるようになる。

今回、新たに追加された“異常検知分析”機能では、CV数が数ヶ月に渡って僅かに減少しているといった、人間では気づかないような、長期的な傾向も検知し、対策をすることが可能だ。さらに、Webサイトを改悪してしまった場合においても、本機能によって異常を検知しつつ、原因判断を行うことで、CV数減少を早急に食い止めることができる。

AIanalyst

本サービスは現在、リニューアル後の一部機能を、無料で利用可能となっており、今まで気づかなかったサイトの課題発見を、気軽に試すことが可能となっている。株式会社WACULは、AIによるサイト分析を提供している企業。

【製品サイト】人工知能「AIアナリスト」

広告