【KEY】日本・アメリカ マーケティング分野における技術開発

マーケティング分野における技術開発について日米三例をとりあげる。感情認識AI、自然言語処理、音声認識であり、今後マーケティングにおいてどのようなソフトやサービスにつながっていくか注目される。

マーケティング

【日本】問い合わせに自動で応答するクラウドサービス

◆日本のエクスウェア株式会社は、様々な問い合わせにAIが自動で応答するサービス”TalkQA”の提供を開始した。本サービスでは、AIが問い合わせ内容を学習し、柔軟な応答を行うことができる。また、Webサイトやアプリ、SNSのチャットプラットフォーム等、様々な場面に対応している。◆

エクスウェア株式会社は、様々な問い合わせにAIが自動で応答するサービス”TalkQA”の提供を開始した。本サービスでは、AIが問い合わせ内容を学習し、柔軟な応答を行うことができる。また、Webサイトやアプリ、SNSのチャットプラットフォーム等、様々な場面に対応している。

日本のエクスウェア株式会社は、クラウド型のQ&A自動応答サービス“TalkQA”の提供を開始した。同社は、エンターブライズ事業や、スマートデバイス事業を行っているシステムインテグレータ企業である。

“TalkQA”は、顧客からの各種問い合わせに対する応答を自動化し、迅速な対応とコスト削減を実現するサービスだ。自動応答はAIによって行なわれるため、問い合わせ内容とその回答を学習させ、顧客の課題に沿ったAIを作ることができる。問い合わせ内容は自動で保持され、履歴の閲覧や分析に活用することも可能だ。また、SNSが提供しているそれぞれのチャットプラットフォームにも対応しており、様々な場面で自動応答を実現することができる。
エクスウェア株式会社
“TalkQA”の自動応答画面は、PCだけでなく、タブレット端末やスマートフォンにも対応しており、Webサイトやアプリへの組み込みも可能となっている。

【企業サイト】エクスウェア株式会社
 

【日本】顔画像による感情認識AIソフトの日本販売が開始

◆日本の株式会社シーエーシーは、感情認識AI技術で最先端を行く米国Affectiva社と販売代理店契約を締結した。これによって日本でも製品開発や教育における個人の感情に基づいたきめ細かいサービスを提供できるようになる。◆

日本の株式会社シーエーシーは、米国のAffectiva社の顔画像による感情認識AIを利用したサービスとソフトウェアの販売を開始した。シーエーシー社がAffectiva社と販売代理店契約を締結して、日本企業の感情認識AI活用を促進する目的で行われた。

Affectiva社は感情認識AI市場のトップカンパニーで、世界75ヵ国で400万人以上の人たちの表情を分析したデータを有しており、その精度は98%ととても高い。この感情認識ソフトを使えば、患者の心理状態に合わせた医療アプリケーションの開発など、さまざまな分野でのカスタマイズされたサービスの提供が可能になる。
そして実際にAffectiva社のサービスは、世界各国の市場調査や広告およびゲーム市場などでも利用されている。シーエーシーグループでは、2016年5月にAffectiva社へ出資しており、今回の販売代理店契約はその結果だ。また、シーエーシーは販売のみならず、メンテナンスやサポート、導入のコンサルティングも行っていく。
株式会社シーエーシー
今後は、製品開発、教育、人材サービスなどの分野での感情認識AIの活用を提案していく予定。さらに、自社サービスの開発やソーシャルロボット事業での利用も進める。

【企業サイト】株式会社シーエーシー

 

【日本】人工知能を応用したWEBマーケティング支援ツール

◆日本の株式会社Faber Companyは、コンテンツ解析データの一元管理と可視化を可能にするマーケティング支援ツール“MIERUKA”のアップデートをおこなった。これにより、順位変動の発見までの時間短縮とレポートを手動で作成する労力が軽減される。◆

日本の株式会社Faber Companyは、コンテンツマーケティング担当者のための、コンテンツ制作およびマーケティング支援ツール“MIERUKA”のアップデートを行った。これは、オウンドメディアなどの浸透で増加した、担当者のデータ集計や管理の負担を軽減するためのものだ。

今回のアップグレードの特徴は、順位の変動をメールでアラートすることができる点とメール配信で社内の定期レポートを代行してくれる点だ。これによって、急な変動に対応するまでの時間が短縮され、手動で定期レポートを作成する手間が省ける。“MIERUKA”は、人工知能の一分野の自然言語処理を応用したWEB上で検索されやすい記事作成を支援するツール。改善すべきページの抽出や競合サイトとの差異を発見し、自動でPDFにしてメール配信する。
Faber Company
“MIERUKA”の開発は、株式会社Faber Companyが2013年から豊橋技術大学、明治大学や東京大学と産学連携で行われている。今後は、職人技と最新テクノロジーの融合を目指し、人工知能のWEBマーケティング分野への応用研究に力を入れていく予定。

【企業サイト】株式会社Faber Company

 

【アメリカ】世界中で音声認識技術市場が急成長

◆アメリカのReportsnReports社は、2015年から2020年における音声認識技術の市場動向についての報告書を発表した。中国では新規参入が目立ち、音声認識技術の市場は今後、中国を含めた世界中で急速に規模を拡大させ、2020年には191.7億ドル、251.4人民元まで成長すると予測される。◆

アメリカのReportsnReports社は、2015年から2020年における音声認識技術の市場動向についての報告書を発表した。同社は、95社以上の世界的な出版社からの50万以上のマーケットリサーチ資料をデータベースに持ち、企業に市場調査資料を提供する。

音声認識技術の市場規模は、2014年に47.5億ドルであったのに対し、Google、Microsoft、Appleなどの巨大企業の参入によって、2015年には30.7%成長し、62.1億ドルまで規模を拡大した。そして、中国の音声認識技術市場も急成長を遂げ、その市場規模は、2015年には46.8億人民元であった。これは、昨年比53.1%、世界市場の12%を占めた。中国の主要企業であるiFlyTek社やBaidu社などによって、音声認識技術は、IVIシステム、スマートホーム、装着可能なデバイスへと拡大される。
ReportsnReports
今後、音声認識技術市場は、中国を含めた世界中であらゆる方面へと規模を急速に拡大させ、2020年には191.7億ドル、251.4人民元まで成長すると予測される。

【企業サイト】ReportsnReports

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