【日本】3Dプリント技術を応用できる新ポリマー開発へ

日本のビクトレックスジャパン株式会社の英国本社が、3Dプリント技術を使い複雑な形状の製品を実現できる新PEEEKポリマーの開発に着手した。高品質で高額かつ少量ロットの製品を求める航空産業や医療分野などへの展開が見込める。

3Dプリント

日本のビクトレックスジャパン株式会社は、英国本社が高度な3Dプリント技術に対応した新PEEKポリマーの開発に着手したと発表した。これは、高品質で高額かつ少量ロットの製品を必要とする、航空機搭載部品や医療分野などの需要に応えようとするものだ。

今回の新PEEKポリマーの特徴は、3Dプリントによって従来の製造では実現できない複雑な形状や幾何学形状の製品をつくれる可能性を秘めている点だ。また、レーザー焼結で発生するポリマー粉末のリサイクル率の向上にも取り組んでおり、これにより環境負荷と製造コストの削減ができる。このプロジェクトは、2014年にエスター大学で行われたポリマーによる付加製造の会議でのビクトレックス社の研究成果発表を受けて始められた。また、このコンソーシアムには、エアバス・グループ・イノベーション、EOS、エクセター大学などが参加。さらに、ビクトレックス社は新ポリマーの知的財産(IP)を有し、英国のイノベーション担当庁からの資金援助を受けている。
ビクトレックスジャパン株式会社
本プロジェクトでは、フィラメントベースのプリンティングにおける膜間接着および表面仕上げの制御にも取り組む予定。2018年までに、付加製造のあらゆる利点をPEEKポリマーで実現する技術開発を目指す。

【企業サイト】ビクトレックスジャパン株式会社

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