アメリカのクラウドベースの学習プログラムと人材開発のパイオニア、Skillsoft社は自社のユーザ情報とビッグデータを活用した適応学習体験を提供するための試験プロジェクトを実施した。その結果、経験に基づいたデータ駆動型の学習体験の効果が実証された。
このプロジェクトは、同社の60,000に及ぶ学習資産の1,900万人のユーザデータをIBM Research社のビッグデータと分析機能を結合して実現された。学習者の特定のニーズにあった独自のコンテンツを最適なタイミングでeメールで送信して、その反応と学習の傾向から具体的なパターンを分析。個別化したコンテンツで学習したユーザは、スキル習得とキャリア開発にさらに従事していることが明らかとなった。
個々のニーズに適応した学習プログラムは短期間のスキルアップに有効だ。これにより、要員間での能力のギャップを埋めることが期待できる。熟練ワーカーの不足に悩む企業にとっても有益なソリューションとなるだろう。
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